ロレックス新作2025はいつ発表?価格や廃盤モデルも解説

ロレックス新作2025はいつ発表?価格や廃盤モデルも解説 ロレックス

ロレックスの新作発表は、毎年世界中の時計愛好家が心待ちにする一大イベントです。ロレックスの新作が2025年にいつ発表されるのか、心待ちにしている方も多いのではないでしょうか。正式な発表の前には、様々なリーク情報が飛び交い、特に人気のデイトナのようなモデルは大きな注目を集めます。

この記事では、2025年のロレックス新作発表に関する公式情報から、注目モデルの詳細、気になる価格、そして新作の登場に伴う廃盤、いわゆるディスコンモデルの動向まで、皆様が知りたい情報を網羅的に解説します。実際にいつ買えるのかという疑問にもお答えしていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 2025年新作の正確な発表日と概要
  • ランドドゥエラーやデイトナなど注目モデルの詳細
  • 新作の国内定価や購入可能になる時期の目安
  • 新作登場に伴う廃盤・ディスコンモデルの最新情報

ロレックス新作2025はいつ?公式発表情報

  • 2025年の新作発表はいつ行われた?
  • 事前にあった新作のリーク情報まとめ
  • 新コレクション「ランドドゥエラー」
  • 注目が集まる新型デイトナの魅力
  • GMTマスターⅡやスカイドゥエラー
  • オイスターパーペチュアルの新色

2025年の新作発表はいつ行われた?

2025年の新作発表はいつ行われた?
luxury watch man・イメージ

2025年のロレックス新作は、日本時間の2025年4月1日(火)午前7時に公式発表されました。これは、スイス・ジュネーブで同日から開催される世界最大級の時計見本市「Watches and Wonders Geneva 2025」の開幕に合わせたものです。例年、このイベントに合わせて新作が披露されるため、多くのファンがこの時期を注視していました。

2024年の発表が日本時間で午後だったことを考えると、2025年は比較的早い時間帯の公開となり、朝から時計業界が大きな盛り上がりを見せました。また、発表に先立って公開されたティザームービーも、新作への期待感を高める演出として話題を呼びました。

このように、ロレックスの新作発表は毎年4月上旬に行われるのが通例です。来年以降の動向を予測する上でも、この時期が一つの目安になると考えられます。

事前にあった新作のリーク情報まとめ

事前にあった新作のリーク情報まとめ
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新作が発表される前には、毎年さまざまな憶測やリーク情報がインターネット上を駆け巡ります。2025年は、GMTマスター誕生70周年、そしてデイトジャスト誕生80周年という記念すべき年であったため、これらのコレクションに関する大きな動きが予想されていました。

特に、GMTマスターⅡにおいては、ファンから長年待望されている赤黒ベゼル、通称「コーク」の復活を期待する声が多く聞かれました。また、デイトジャストに関しても、アニバーサリーを記念した特別なモデルの登場が噂されていました。

結果として、GMTマスターⅡからはグリーンを基調としたモデルや貴石文字盤が登場し、予想が一部的中した形です。一方で、コークの復活は見送られました。このように、リーク情報は時計ファンの期待を反映するものではありますが、必ずしもすべてが的中するわけではありません。公式発表と見比べて答え合わせをするのも、新作発表シーズンの楽しみ方の一つと言えます。

新コレクション「ランドドゥエラー」

新作 ランドトゥエラー
ロレックス公式サイトより引用

2025年の新作発表における最大のサプライズは、完全新規コレクション「オイスター パーペチュアル ランドドゥエラー」の登場です。シードゥエラー(海)、スカイドゥエラー(空)に続く、「陸」をテーマにしたこのモデルは、ロレックスにとって約13年ぶりとなるブランニューコレクションとなります。

デザインと特徴

ランドドゥエラーは、ケースとブレスレットが一体化した、いわゆる”ラグジュアリースポーツ”ウォッチのデザインをまとっています。これは1970年代の「オイスタークオーツ」から着想を得たフォルムで、現代的な再解釈が加えられました。文字盤にはハニカム状の幾何学的なパターンが施され、これまでのロレックスにはない独特の雰囲気を醸し出しています。

ブレスレットも専用設計の「フラットジュビリーブレスレット」が採用され、快適な装着感と洗練された外観を両立させています。

革新的なムーブメント

このモデルの真価は、新開発された高振動ムーブメント「キャリバー7135」にあります。ロレックスとしては珍しい3万6000振動/時のハイビート仕様であり、高い精度を誇ります。さらに、エネルギー効率を高めた新しい「ダイナパルス脱進機」を搭載するなど、内部機構も一新されました。

この革新的なムーブメントの動きは、シースルーケースバックから鑑賞することが可能で、これもファンにとっては嬉しいポイントです。

価格とラインナップ

ランドドゥエラーは、オイスタースチールとホワイトゴールドのコンビモデルから、プラチナやダイヤモンドをあしらったモデルまで、多彩なラインナップで展開されます。最もリーズナブルなモデルでも定価が200万円を超えるなど、比較的高価な価格設定になっています。これは、新開発ムーブメントの搭載や、製造に高い技術を要する一体型ブレスレット構造などが理由として考えられます。

注目が集まる新型デイトナの魅力

時計の王様とも称される「コスモグラフ デイトナ」にも、2025年は魅力的なバリエーションが追加されました。特に注目すべきは、新しい文字盤の登場と、かつて人気を博した文字盤の復活です。

ターコイズブルー文字盤の登場

最も目を引くのは、18Kイエローゴールドモデルに追加された鮮やかなターコイズブルー文字盤でしょう。ブラックのインダイヤルとのコントラストが美しく、スポーティーでありながら高級感あふれる仕上がりになっています。ブレスレットには実用性の高いオイスターフレックスが採用されており、アクティブなシーンにもマッチします。

人気文字盤の復活

今回の新作では、過去に生産終了となり、中古市場で高値で取引されていた人気の文字盤が複数復活したことも大きなニュースです。 18Kイエローゴールドモデルには、鮮烈な印象を与えるブライトグリーン文字盤が復活しました。また、18Kホワイトゴールドにはブライトブルー文字盤が、18Kエバーローズゴールドにはチョコレート&ブラック文字盤が再びラインナップに加わりました。

さらに、オイスターフレックス仕様の各ゴールドモデルには、宇宙からの贈り物であるメテオライト(隕石)を使用した文字盤も復活し、コレクターたちの注目を集めています。これらの復活モデルは、デイトナファンにとって待望のニュースであり、市場での人気がさらに高まることが予想されます。

GMTマスターⅡやスカイドゥエラー

GMTマスターⅡやスカイドゥエラー
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2025年はGMTマスターⅡの誕生70周年ということもあり、特別なモデルが複数発表されました。加えて、複雑機構を搭載するスカイドゥエラーにも待望の新色が登場しています。

GMTマスターⅡの新作

2022年に登場し話題を呼んだ左リューズ仕様のモデルに、18Kホワイトゴールド素材のバージョンが追加されました。文字盤にはロレックスのコーポレートカラーであるグリーンが採用されており、素材はブランド初となるセラミック製です。これにより、艶やかで深みのある独特の質感が生まれています。

さらに、18Kイエローゴールドとエバーローズゴールドのモデルには、タイガーズアイ、レッドジャスパー、ヘマタイトという3種類の鉱石で構成される「タイガーアイアン」文字盤が登場しました。天然石ならではの複雑な模様は一つとして同じものがなく、唯一無二の個性を放ちます。

スカイドゥエラーの新色

ロレックス随一の複雑機構である年次カレンダーとデュアルタイム表示を備えるスカイドゥエラーには、18Kイエローゴールドモデルに鮮やかなブライトグリーン文字盤が追加されました。既にホワイトロレゾールモデルで展開されているミントグリーンとは異なる、力強い発色のグリーンは、イエローゴールドの輝きと相まって圧倒的な存在感を放ちます。ブレスレットはオイスターブレスレットとオイスターフレックスから選択可能です。

オイスターパーペチュアルの新色

オイスターパーペチュアルの新色
ロレックス公式

ロレックスの原点ともいえるシンプルなコレクション「オイスターパーペチュアル」では、文字盤カラーのラインナップが刷新されました。

2020年に登場し人気を博したビビッドなカラーに代わり、2025年はより落ち着いたトーンのパステルカラーが主役となります。新たに追加されたのは、ピスタチオ(グリーン)、サンドベージュ、ラベンダーの3色です。これらのカラーはすべてマットな質感のラッカー仕上げで、柔らかな印象を与えます。

一方で、ターコイズブルーを除く多くのビビッドカラーや、複数のカラーを組み合わせたセレブレーションモチーフ文字盤は生産終了となりました。これにより、コレクション全体の雰囲気が大きく変わったと言えます。

また、ケースサイズ41mmのモデルは、スペック上のサイズはそのままにケースやクラスプのデザインが変更され、リファレンスナンバーも「Ref.124300」から「Ref.134300」へと変更されています。細かなブラッシュアップを続けるロレックスの姿勢がうかがえる変更点です。

ロレックス新作2025はいつ買える?価格と廃盤情報

  • 2025年新作モデルの日本国内価格
  • 話題の新作はいつから買えるのか
  • 新作登場で廃盤になったモデル一覧
  • ディスコンが噂されるモデルの動向
  • まとめ:ロレックス新作2025はいつ発表?

2025年新作モデルの日本国内価格

2025年新作モデルの日本国内価格
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2025年の新作は、革新的な技術や新しい素材が採用されたこともあり、全体的に価格設定が注目されています。特に、新コレクションのランドドゥエラーは、これまでのモデルとは一線を画す価格帯となっています。

以下に、主要な新作モデルの日本国内定価(税込)をまとめました。ただし、これは発表時点での価格であり、今後の価格改定により変動する可能性がある点にご注意ください。

コレクションモデル素材定価(税込)
ランドドゥエラー 40Ref.127334SS & 18KWG¥2,255,000
Ref.127336プラチナ¥9,427,000
コスモグラフ デイトナRef.126518LN18KYG¥5,491,200
(ターコイズブルー)
Ref.12650818KYG¥7,108,200
(グリーン)
GMTマスターⅡRef.126729VTNR18KWG¥7,062,000
(グリーンセラミック)
Ref.126715CHNR18KERG¥7,467,900
(タイガーアイアン)
スカイドゥエラーRef.33693818KYG¥8,259,900
オイスター P 41Ref.134300SS¥980,100

Google スプレッドシートにエクスポート

表を見て分かる通り、ランドドゥエラーはステンレススチールを含むモデルでも200万円を超える価格設定です。これは前述の通り、新開発のハイビートムーブメントや一体型ブレスレットといった、高い技術とコストを要する要素が反映された結果と考えられます。

話題の新作はいつから買えるのか

話題の新作はいつから買えるのか
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「発表された新作は、いつから実際に購入できるのか」というのは、誰もが抱く最大の疑問の一つです。しかし、残念ながら、ロレックスの新作は発表後すぐに正規販売店で購入できるわけではありません。

一般的に、新作が日本の正規販売店に入荷し始めるまでには、発表から数ヶ月から半年程度の時間を要すると言われています。ただし、これはあくまで目安であり、モデルや生産状況によって大きく異なります。特に、ランドドゥエラーやデイトナの新色といった注目度の高いモデルは、生産数が限られており、入荷数もごく僅かになることが予想されます。

そのため、正規販売店で定価購入することは極めて困難な状況が続くでしょう。購入を希望する場合は、根気強く店舗に足を運ぶか、信頼できる並行輸入店での購入を検討することになります。並行輸入店では、正規店よりも早く商品が入荷する可能性がありますが、価格は市場の需要を反映したプレミアム価格となることがほとんどです。

新作登場で廃盤になったモデル一覧

新作登場で廃盤になったモデル一覧
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新しいモデルが登場する裏で、いくつかのモデルが生産終了、すなわち廃盤となります。2025年の新作発表に伴い、いくつかのモデルが公式サイトのラインナップから姿を消しました。

最も大きな変更があったのは、オイスターパーペチュアルです。前述の通り、カラフルな文字盤で人気を博したセレブレーションモチーフは生産終了となりました。加えて、ブライトブラックやブライトブルー、イエロー、コーラルレッドといった多くのカラーが廃盤となっています。これらのモデルは今後、新品での入手が不可能になるため、中古市場での価格動向が注目されます。

また、デイトナにおいても、新型への移行に伴い、旧型のリファレンスに存在した一部の文字盤が廃盤扱いとなっています。ただし、今回は人気文字盤の「復活」という側面が強いため、完全な廃盤というよりは「入れ替わり」と捉える方が適切かもしれません。

ディスコンが噂されるモデルの動向

「ディスコン」とはディスコンティニュード(discontinued)、つまり生産終了を意味する言葉で、時計ファンの間では廃盤と同じ意味で使われます。新作発表の時期には、どのモデルがディスコンになるかという噂も飛び交います。

2025年、一部でディスコンが噂されていた「シードゥエラー ディープシー チャレンジ」ですが、結果として生産終了にはなりませんでした。ただし、小規模な仕様変更、いわゆるマイナーチェンジが行われています。具体的には、文字盤上の「SEA-DWELLER」という表記がなくなり、代わりに「DEEPSEA CHALLENGE」の文字が配されるデザインに変更されました。リファレンスナンバーは「Ref.126067」のままですが、ロレックスの内部では枝番号で区別されています。

これにより、ディープシーとシードゥエラーのコレクションとしての立ち位置が、より明確にすみ分けられたと考えることができます。このように、完全な廃盤にはならなくとも、細かな仕様変更が行われるケースも少なくありません。

まとめ:ロレックス新作2025はいつ発表?

  • 2025年のロレックス新作は日本時間4月1日に公式発表された
  • 最大の注目は完全新規コレクション「ランドドゥエラー」の登場
  • ランドドゥエラーは陸をテーマにしたラグジュアリースポーツウォッチ
  • 新開発のハイビートムーブメントCal.7135を搭載している
  • デイトナには鮮やかなターコイズブルー文字盤が新登場した
  • デイトナではグリーンやメテオライトなど人気文字盤が復活した
  • GMTマスターⅡは誕生70周年を迎え特別なモデルが発表された
  • 左リューズのWGモデルやタイガーアイアン文字盤が登場した
  • スカイドゥエラーには待望のブライトグリーン文字盤が追加された
  • オイスターパーペチュアルはパステルカラー中心のラインナップに刷新
  • 人気のセレブレーションモチーフ文字盤は生産終了となった
  • 新作は発表後すぐには購入できず正規店での入手は困難を極める
  • ランドドゥエラーは新技術搭載のため価格設定が高めになっている
  • ディープシーチャレンジはディスコンではなくマイナーチェンジが行われた
  • 新作に関する情報はロレックス公式サイトで確認することが大切
Yuto

時計愛好歴20年以上。
自身の購入経験と失敗談を基に、資産価値と満足度の高い時計選びの知識を発信中。

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